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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
暴力団の「なわばり」。勢力範囲。【語源】島から。関西ではあまり使わない言葉である。関東では、「シマ」が整然と決まっている。他の組の「シマ」を借りてシノギをするのを「借りジマ」といい、毎月金を払う場合もある。
「シマ」を組織が一丸となって守り続けること。
組内における親分を頂点とした「弟分」たちのこと。若衆は「子分」。
組織の当代を襲名したりすると、襲名披露をするが、警察の締め付けで簡素化され、昨今は書面で披露することが多い。
当代の組長を出した組のこと。
当代の出身母体を主流とし、更にその出身母体から新たに昇格した組や出身母体に親近な組を総合して「主流派」と称する。他方、「反主流派」と称される組もある。「オレらは冷飯を食わされてる」といった状態も起こりうる。
昔、上州地方にヤクザが多かったことから。
破門状や絶縁状が関係各組織に郵送される。「ワシの舎弟の状がまわりました」。
暴力団の勢力下でその後だてで商売するために支払うお金。「ショバ」は場所(ばしょ)の逆語。「オトシ」ともいう。暴対法によって、警察署から中止命令が出されるので、「ショバ代」の徴収は激減している。
①謹慎、 ②除籍、③破門、④絶縁といった処分がある。「謹慎」、「除籍」などは軽い処分である。「破門」は組に戻れる可能性が残る。「絶縁」は業界からの永久追放となる。