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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
毎年、警察では早期退職を募集する。応募者には、全員、再就職先を紹介してくれる。「これが警察官の恩恵や。どんなアホでも元オマワリさんで再就職先では大事にしてくれる」。他方、刑務官にはこのような恩恵はない。「刑務官みたいな嫌われ者と我々警察官を一緒にせんとってくれ」。
供述調書作成の終了時、捜査員が心証を添え書きする。「まかしとけ。深く反省しとると添え書きしたるから、執行猶予や」。このように、被疑者を懐柔する。
警察官が使う言葉。検察官が勾留請求せずに釈放(刑訴法205条4項)するとき、「即釈や。今回は許したる」とあたかも自分が決定したように恩着せがましく警察官は言う。
殺人未遂事件のこと。「殺す意思おまへん」というと、「ワシらのサジ加減でサツミから傷害に落としたることできる。そのためにはワシらに協力して、おとなしくしとけよ」と捜査員が取引をもちかけてくる。
家屋やマンションの扉に穴をあけ、内側の鍵を回す。
店に侵入し、3分間のうちに盗む犯罪を称す。警備会社から警察署に通報が入り、警察官が現場に到着するまでを約5分と計算して、3分間で仕事をする。「3分勝負の仕事でっせ。頼んまっせ」。
汚職事件(刑法197条以下)のこと。「あいつサンズイでっせ。直ぐ保釈で出ますわ」。
窃盗、出店荒しなどの実行に際し、前もって調べておくこと。グーグルで調査するハイテク窃盗団もいて、進化してきている。「えらい時代になったなぁ。そやけどそんな機械に頼っとったらあかん。やっぱりきちっと下見をして、逃げ道まで確かめるんが盗っ人の掟や」。
権利証を偽造し、他人の住民票を勝手に移転して、印鑑証明を得て、不動産を売り飛ばす詐欺師。
家屋にシロアリが発生していると欺し、高額の駆除費を取る詐欺。