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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
盗人用語で「犬」のこと。【語源】吠える声がうるさいから。「あの家に空き巣に入るが姑に気をつけろよ」「姑がおりまんのか」「庭に黒い大きな姑がおるんや」。そして、「先生、姑に吠えられてパクられました」。
店舗に侵入して金品を盗む犯罪。手口としては、①シャッターを破壊する。②車で扉やシャッターに突撃する。③小窓から侵入する等。複数でする犯罪なので、警察は、「何々グループ」と呼ぶ。
刑務所に入所していた事実を発行してもらう証明書。福祉などに使う。本人しか申請できない。「免許証が失効してるけど在監証明があれば大丈夫ですわ」。
受刑者が服役中に作業をし、与えられる金(刑事収容施設法98条)。1カ月数百円のスズメの涙のようなわずかな金額であることも少なくない。
食物や衣類などの差し入れをしてくれる業者。大阪拘置所前の丸の屋では、お金を預けておくと、毎日被収容者に届けてくれる。
差入れ物品の検査。過去、大阪拘置所で覚せい剤が差し入れ物品に隠され、重い刑事処分を受けた。
刑事施設内で「暴力団関係者」としての指定がなされていることをいう。アルファベットと番号の表示で「─組系─組」と分別されている。「仮釈に影響するので、Gマーク外れまへんか」と弁護人に相談する者もいる。警察から刑事施設に引継ぎされている。
受刑中の者が、施設内で事件を起こし、被疑者の身分となること。弁護人としての接見交通ができる。法務事務官(刑務官)が司法警察員として事件を検察庁に送致する。
自費で購入する日用品等。
刑務官が業務をしている場所。「事務所に連れて行くぞ。上がれ」と受刑者を脅かす。ヤクザ用語を真似ている。