3月1日、えん罪救済センターが、研修「自白の信用性を争う弁護実践」を開催


 えん罪救済センターは、3月1日(火)、研修「科学鑑定の裏側を知る!」の第2弾として、「自白の信用性を争う弁護実践」を、オンラインで開催する。

 えん罪事件では、しばしば「虚偽自白」が問題となる。なぜ人は虚偽の自白をしてしまうのか――。この構造については、浜田寿美男氏によって解明されてきた。しかし、裁判では、各事件の自白過程を綿密に追ってそれを立証する必要に迫られる。

 研修では、なぜ人は虚偽の自白をしてしまうのか、その構造、とくに心理的側面に迫る。

 そして、自白の信用性が争われる事件で、弁護人は一体どのような弁護活動をすればよいのか、どんな専門家に相談すればよいのか、「供述分析」とはどのようなことをするのか、実際に自白の信用性が否定され、無罪となった事例を基に、分かりやすく説明する。

○開催⽇時:2022年3月1日(火) 18時から19時半(予定)

○開催方法:オンライン(Zoom Meeting、事前申込制、参加無料)
 *参加は、下記フォームから申し込む。
  https://forms.gle/4Bu51R7qsRjCLz7t8

○プログラム:
・講演=事例報告:自白の信用性が否定され無罪となった事例………芥川宏(広島弁護士会)
・講演=虚偽自白の心理………村山満明(立命館大学衣笠総合研究機構・客員研究員)
・パネルディスカッション
 パネリスト/芥川宏・村山満明
 コーディネーター/湯浅彩香(大阪弁護士会)
 コメント/徳永光(獨協大学法学部教授)
 司会/國定勇斗(第二東京弁護士会)

○主催:えん罪救済センター

(2022年02月18日公開)


こちらの記事もおすすめ