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刑事弁護に関わる全ての記事が表示されます
深謀無遠慮と関連する記事の一覧です。
深謀無遠慮 第8回
大出良知 九州大学・東京経済大学名誉教授・弁護士
今回は、前回予告したように、前回(第7回)で紹介した明治刑訴法の全面改正法として1922(大正11)年5月5日になって制定され、1924(大正13)年1月1日に施行された刑事訴訟法(大正刑訴法、あるいは旧刑訴法と称され […]
深謀無遠慮 第7回
1 治罪法を踏襲した明治刑訴法 前回、わが国で初めての近代的・体系的な刑事手続の法典である治罪法における刑事弁護についての規定を簡単に紹介しました。治罪法は、フランス法の影響を受けて制定されましたが、その後、法整備には […]
深謀無遠慮 第6回
前々回、前回と、明治初年に本格的な刑事手続についての体系的な法典である治罪法が制定されるまでに刑事弁護についてどのような動きがあったかを簡単に紹介してきました。裁量的に代言人による弁護が認められることになり、前回紹介し […]
深謀無遠慮 第5回
1 代言人規則の制定 前回は、日本人同志の事件にも弁護が認められることになった経緯までご紹介しました。それは、明治9(1876)年のことでしたが、その年の2月22日には、弁護士の前身である代言人についての資格や職務を規 […]
深謀無遠慮 第4回
大出良知 九州大学名誉教授・弁護士
1 当番弁護士制度の出発点となった「松江シンポ」 このコラムではこれまで、刑事弁護の喫緊の課題について考えてきました。期待されている刑事弁護の在り方からすれば、実践的にはまだまだこれからという課題が残っていることは間違 […]
深謀無遠慮 第3回
1 弁護士立会いへの対応力 前々回、弁護士の取調べへの立会いに反対する意見の中に、弁護士の対応力を問題にする主張があることを紹介しました。その時の中心は、現在の取調べを前提にして対応力を問題にする反対論のことでしたから […]
深謀無遠慮 第2回
1 ミランダ判決が実現への第1歩 前回取調べへの弁護人の立会いを実現する手立てについて考えてみました。それは、適正な取調べを実現する最も有効な方策だと考えられるからです。世界的には、1966年のアメリカ合衆国連邦最高裁 […]
深謀無遠慮 第1回
1 はじめに 平成に入って、大きな刑事訴訟法の改正が何度もありました。それによって、裁判員裁判が導入されましたし、捜査段階においても、取調べの録音・録画が、一部ではありますが実現しました。さらに被疑者国選弁護制度も勾留段 […]