3月11日、第二東京弁護士会が、シンポジウム「映画を観て考える『死刑廃止と世論』」を開催


 第二東京弁護士会は2021年に、「死刑制度の廃止を求める決議」(3月22日)を採択した。内容は、政府及び国会に対し、①死刑制度を廃止すること、及び②死刑制度の廃止までの間、死刑の執行を停止するための所要の措置を講ずることを求めるとともに、今後とも、刑事事件の被害者及び被害者遺族の支援に全力で取り組むというものである。

 政府が死刑制度を存置する理由として第一に掲げるのは「国民世論」である。世論との関係は死刑廃止を推進するうえで極めて大きな課題である。そこで、第二東京弁護士会は、死刑廃止を推進するための具体的な取組みの第一歩として、「死刑と世論」をテーマとするシンポジウムを開催する。

 本シンポジウムでは、判例時報の連載「死刑制度論のいま──基礎理論と情勢の多角的再考(6)」(2441号)で「死刑制度論における世論の意義」を執筆した本庄武・一橋大学教授による講演の後、死刑制度の存廃に対する市民の態度につき審議型意識調査を通して描いたドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか」を上映する。その後、同ドキュメンタリー映画を企画し、審議型意識調査を実施した佐藤舞准教授(モナッシュ大学、エレオス・ジャスティス研究所所長)と本庄教授との質疑応答を行い、死刑と世論との関係ついて考える。

○日時:2022年3月11日(金)18:00~20:00

○開催方法:Zoomを使用したオンラインシンポジウム

○プログラム
・基調講演………本庄武(一橋大学法学研究科教授)
・上映映画………ドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか」(2015年・短縮版29分)
・コメント………佐藤舞(モナッシュ大学准教授、エレオス・ジャスティス研究所所長)

○参加費:無料

○参加方法:要事前登録。下記URLから申し込む。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_50www9eiSRyvCcytYfsG6w
※申込期限:2022年3月7日(月)

○主催:第二東京弁護士会 死刑制度検討連絡協議会

○共催:モナッシュ大学エレオス・ジャスティス研究所・日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会

○上映協力:特定非営利活動法人 CrimeInfo

○問い合わせ先:第二東京弁護士会 人権課 TEL:03-3581-2257

(2022年03月02日公開)


こちらの記事もおすすめ