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乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)仮説を疑問視する専門家が来日

全国でセミナー開催


 このところ、乳幼児を揺さぶることで脳に重大な障害がおき死亡させたかどうかが争われている、乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件について、無罪判決が相次いでいる。昨年、11月の大阪地裁の無罪判決につづいて、大阪高裁は、2019年1月18日、長女を揺さぶるなどの暴行を加えて死亡させた傷害致死被告事件で、一審・奈良地裁で無罪とされた父親について、一審判決を支持し、検察官の控訴を棄却した。
 SBS仮説による起訴、有罪の案件について、アメリカやイギリス、 スウェーデン等諸外国では、10年前からその理論的根拠等を疑問視する見方が強まっている。しかし、現在も日本ではこの理論が刑事手続や親子分離手続等に重大な影響を及ぼしている。来月、日本弁護士連合会、岐阜弁護士会、中部弁護士会連合会、龍谷大学、SBS検証プロジェクトの招きで神経病理学と法医学の専門家が来日する。SBSついての海外の知見や議論状況を紹介するセミナーが、全国3箇所で開かれる。来日するのは、 ウェイニー・スクワイア (神経病理学、医師)、アンダース・エリクソン (法医学、医師) 両氏である。申し込み方法など詳しくはチラシを参照ください。

◎セミナー予定
・2月12日(火)18時30分〜20時30分 詳しくは、チラシ参照
 主催:大阪弁護士会
 場所:大阪弁護士会館2階(大阪・北区西天満)
・2月14日(木)13時〜18時 詳しくは、チラシ参照
 主催:龍谷大学犯罪学研究センター、岐阜弁護士会など
 場所:朝日大学5号館512講義室(岐阜県瑞穂市)
・2月16日(土)13時〜18時 詳しくは、チラシ参照
 主催:日本弁護士連合会、龍谷大学犯罪学研究センターなど
 場所:弁護士会館2階(東京・霞が関)


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