
ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループは、ダイヤモンドルール賞を創設した。これは、「刑事弁護における尋問に関する優れたレポートを表彰し、その考え方や尋問技術等を広く会員に共有し、弁護人の尋問技術の向上を図る」ことを目的とするもので、新人からベテランまで、尋問に関するレポートであれば何でも応募することができる。応募締切りは、2026(令和8)年7月末日必着である。詳しくは、応募要綱を参照。
応募資格は、刑事手続に携わる弁護士等実務家であれば、経験回数・年数等は不問とされている。
レポートの内容は、刑事事件の尋問(主尋問、反対尋問、被告人質問のいずれでも、期日外、法廷外の尋問でも可)に関するものであれば、成功例、失敗談の分析、実際の尋問における工夫や舞台裏の話、技術論、精神論など、テーマは自由である(レポートの対象となる事件がある場合、当該事件の時期も問わない)。
審査委員は、後藤貞人弁護士、秋田真志弁護士ほか、ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループが刑事法学者、元裁判官、実務家等から選任する。その審査を経て、大賞(ダイヤモンドルール賞、賞金10万円・記念品)、佳作(秋田真志賞、賞金3万円)が決定される。2026年秋頃に大阪弁護士会館にて表彰式が行われる。
ダイヤモンドルール研究会は、大阪弁護士会の弁護士を中心として2000年秋に発足した。同研究会は、主として反対尋問の技術を事例に即して研究してきた。キース・エバンス著(高野隆訳)『弁護のゴールデンルール』を超える「ダイヤモンドルール」を目指している。その成果は、『実践! 刑事証人尋問技術——事例から学ぶ尋問のダイヤモンドルール』などにまとめられている。
(2026年01月05日公開)