11月6日、無料公開講座「日本初の女性弁護士中田正子が鳥取に残した足跡」を、明治大学で開催


 

 戦後、鳥取県において長年にわたり弁護士として活動した中田正子の生涯を取り上げる。戦前の法制度下で司法試験に合格し、戦後は司法過疎地である鳥取県弁護士会で市民の権利擁護に尽力した中田正子の歩みは、法制度改革と女性の地位向上の歴史そのものでもある。

 日本初の女性弁護士の1人である三淵嘉子と同時に司法の世界に踏み出した、もう1人のヒロインともいうべき中田正子という人物の魅力とともに、女性と法の歩みを社会の変化の中で見つめ直す機会である。

◯テーマ:無料公開講座「日本初の女性弁護士中田正子が鳥取に残した足跡」

◯日時:2025年11月6日(木)18:30〜20:00

◯場所:明治大学駿河台キャンパスグローバルフロント1階グローバルホール
*オンラインは後日オンデマンド配信

◯参加費用:無料

◯参加対象:学生・社会人どなたでも参加可

◯申込み方法:要事前申込(申込み締切:11月5日〔水〕10:00)
 こちらから申込む。

◯講義内容:
・前半/「日本初の女性弁護士中田正子が鳥取に残した足跡」の概要………足立珠希(弁護士、鳥取県弁護士会所属)
・後半/対談………足立珠希 ✕ 村上一博(明治大学法学部専任教授)

◯講師紹介
足立珠希(アダチ・タマキ)
 弁護士(鳥取県弁護士会所属)。1971年鳥取県米子市生まれ。京都大学法学部卒業後、1999年10月司法試験合格。司法修習(第54期)を経て、2001年10月鳥取県弁護士会に弁護士登録。2011年1月足立珠希法律事務所開設。2015年度鳥取県弁護士会会長・日弁連理事。
 鳥取県において、中田正子以来50数年ぶり2人目の女性弁護士として、鳥取市歴史博物館平成18年展覧会「日本初の女性弁護士中田正子」展の記念講演講師を務めるなど、中田正子の顕彰に取り組む。

村上一博(ムラカミ・カズヒロ)
 明治大学法学部専任教授。1956年京都市生まれ。同志社大学法学部卒、神戸大学大学院法学研究科単位取得。博士(法学・神戸大学)。明治大学専任講師、同助教授を経て、2002年同教授。明治大学大学院法学研究科長・法学部長・博物館長・図書館長など歴任。現在、明治大学大学史資料センター所長。2024年前期連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」の法律考証を担当。 

◯主催:明治大学リバティアカデミー

◯共催:鳥取県東京本部

◯企画協力:明治大学史資料センター

◯問合わせ先:明治大学リバティアカデミー事務局
 TEL:03-3296-4423 FAX:03-3296-4542
 メール:academy@mics.meiji.ac.jp
 [平日]10:30〜19:00/[土曜]10:30〜15:30(日・祝休業)

(2025年10月18日公開)


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