第23回季刊刑事弁護新人賞(主催:刑事弁護フォーラム・現代人文社、協賛:株式会社TKC・刑事弁護オアシス)は、最優秀賞に鈴木雄希さん(76期、千葉県弁護士会)、優秀賞に深谷直史さん(74期、埼玉弁護士会)と田中祥之さん(74期、第二東京弁護士会)が、それぞれ決まった。特別賞はなかった。募集要項では、優秀賞1名と記載されていたが、選考委員会で、甲乙つけ難く2名受賞となった。
今回の新人賞には、全国から11名の応募があった。内訳は、新潟県弁護士会1名、埼玉弁護士会1名、千葉県弁護士会1名、東京弁護士会2名、第二東京弁護士会1名、神奈川県弁護士会1名、愛知県弁護士会2名、滋賀弁護士会1名、兵庫県護士会1名である。



・鈴木雄希(すずき・ゆうき)さん 千葉県出身。2022年、早稲田大学大学院法務研究科卒業。2023年、弁護士登録(76期・千葉県弁護士会)。現在東葛総合法律事務所に所属。
・深谷直史(ふかや・なおふみ)さん 埼玉県出身。2020年、慶應義塾大学法科大学院卒業。2022年、弁護士登録(74期・埼玉弁護士会)。現在、埼玉総合法律事務所に所属。
・田中祥之(たなか・よしゆき)さん 東京都出身。2010年、岡山大学大学院法務研究科修了。2021年、弁護士登録(74期・第二東京弁護士会)。現在日野・子どもと家族法律事務所に所属。
いずれのレポートも、季刊刑事弁護125号(2026年1月20日発売)に掲載される。また、過去の受賞作は、本サイトの「季刊刑事弁護新人賞」のコーナーで見ることができる。
新人賞授賞式と同時に行われる、刑事弁護フォーラム・現代人文社共催、(株)TKC・刑事弁護オアシス協賛の記念セミナー(参加無料)は、2026年2月28日(土)14:00より、東京会場(東京・飯田橋)とオンラインのハイブリットで行われる。
今回は、元裁判官の藤井敏明・日本大学法科大学院教授による「保釈実務について」のセミナーである。
お申し込みはこちらから、締切は2026年2月24日(火)17時まで。
(2025年11月19日公開)