
現在、再審法改正について、法制審の諮問を受けた法務省は政府案を策定して、与党自民党の法務部会と司法制度調査会の合同会議による事前審査にかけている。
同合同会議で、稲田朋美衆議院議員は2月6日、「1ミリも言うこと聞かないじゃないですか。ほとんどの議員が(再審決定に対する検察官の)抗告禁止と言っているのに、(政府は)まったく無視している」と、強く異を唱えた。これがマスメディアに流れたため、大きな反響を呼んだ。このため、合同部会は政府原案をそのまま承認できないと判断し、政府案の修正を含めた対応を法務省に求めたという。
再審法が「改正」されるか「改悪」されるか大きな岐路にある。
この4月に立ち上がった市民グループ「ノーモア!えん罪プロジェクト」が「えん罪被害者に背を向ける法制審の答申を、冤罪被害者を救う真の再審法改正に変えよう」と、精力的に国会議員に働きかけている。
同プロジェクトは4月18日(土)、「私たち市民は、もっともっと再審法改正の問題を知って、声を上げて、頑張る国会議員を応援しなければなりません。明日、冤罪に巻き込まれるのは、あなたや、あなたの大切な人かもしれないのです。まだまだ足りない国民の声をどんどん大きくして国会議員の背中を押すために」、第1弾として、渋谷のハチ公前で行動を起こす。
当日は、ミュージシャン、お笑い芸人、講談師、映画監督、冤罪被害当事者など、普段ありえない顔ぶれが勢ぞろいする。総合司会は、古舘伊知郎さん。YouTubeでも配信される。
◯テーマ:「ノーモア!えん罪 渋谷アクション」
◯日時:4月18日(土)14:00〜16:00
◯場所:東京・渋谷のハチ公前広場
◯古舘伊知郎(フリーアナウンサー)、袴田秀子(袴田事件の袴田巖さんの姉)、前川彰司(福井事件の冤罪被害者)、阪原弘次(日野町事件の冤罪被害者の家族)、ダースレイダー(ミュージシャン)、神田香織(講談師)、西村カリン(ジャーナリスト)、せやろがいおじさん(お笑い芸人、YouTuber)、ピーター・バラカン(ブロードキャスター)、鴨志田祐美(弁護士)、村山浩昭(元裁判官)、壬生隆明(元検事)、指宿信(刑事訴訟法学者・成城大学教授)
◯主催:ノーモア!えん罪プロジェクト実行委員会
(2026年04月14日公開)