
再審法改正について、現在、衆議院法務委員会で審議が進められている。この改正が実現すれば、実に77年ぶりになる。しかし、内閣が提出した法案は、検察官抗告の全面禁止がなかったり、検察官手持ち証拠の開示が不十分であったりとおよそ冤罪被害者の早期の救済からはほど遠いものとなっている。
えん罪は、過去の問題ではありません。いまなお、誰にでも起こり得る現実である。確定判決という「壁」の向こう側で、救済を待ち続ける人々がいる中、再審制度はいま大きな転換点に立たされている。
この企画は、イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)をモデルにしたWOWOWドラマ「シリウスの反証」を手がかりに、えん罪の現実と再審制度の課題を可視化し、法改正の必要性を市民とともに考える場である。映像作品と最前線の実務、そして制度改革の現在を交差させることで、えん罪は「なぜ救えないのか」「どうすれば救えるのか」という問いに真正面から向き合う。
また、この企画は、同日午前に開催される「ノーモア!えん罪 プロジェクト第3弾 6.13 ウメダアクションです!」と連携している。
◯テーマ:「えん罪救済のための再審法をめざして」 シリウスの反証×イノセンス・プロジェクト・ジャパン×大阪弁護士会
◯日時:6月13日(土)13:30〜17:00
◯場所:大阪弁護士会館1001・1002会議室
◯申込み方法:参加無料、こちらから申込む。
◯プログラム:
【第1部】再審法改正の現在地
①再審法改正のゆくえと現状報告………鴨志田祐美(元法制審議会刑事法〔再審関係〕部会委員、弁護士)
②「ノーモア!えん罪 プロジェクト第3弾 6.13 ウメダアクションです!(同日開催)速報報告
・再審法改正における国会情勢について………泉房穂(参議院議員)
・再審法改正への思いについて ……… 袴田ひで子、 阪原弘次
【第2部】「シリウスの反証」とえん罪救済
①「シリウスの反証」(WOWOW)(一部)上映
②「シリウスの反証」製作にあたって(インタビュー) ………IPJ学生ボランティア×松本優作(WOWOW「シリウスの反証」監督)
③イノセンス・プロジェクト・ジャパンの現在の活動………IPJ学生ボランティア
④イノセンス・プロジェクト・ジャパンのこれまでの活動と、これからのえん罪救済について………笹倉香奈(甲南大学教授/IPJ事務局長)
【第3部】トークセッション………松本優作監督、大門剛明(『シリウスの反証』原作者)、鴨志田祐美、笹倉香奈、コーディネーター/秋田真志(弁護士)
◯主催:大阪弁護士会
◯共催:日本弁護士連合会
◯協力:イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)
◯後援:ノーモア!えん罪プロジェクト実行委員会、再審法改正をめざす市民の会OSAKA
◯問合せ先:大阪弁護士会委員会部司法課(再審法改正実現大阪本部担当事務局)
電話06-6364-1681
(2026年06月02日公開)