
今年8月21日、2009年の大阪パチンコ店放火殺人事件の高見素直さんの死刑が執行された。高市政権では初の死刑執行となる。
2011年から始まった高見さんの裁判では、絞首刑が憲法36条が禁ずる「残虐な刑罰」にあたるかが大きな争点となったが、地裁、高裁、最高裁のいずれも「残虐な刑罰」にはあたらないと判断し、2016年に死刑判決が確定した。
高見さんの死刑執行により確定死刑囚は100人となり、そのうちの43人が再審請求中である。死刑が確定すると面会等外部との接触は遮断され、われわれがその声を聞くことは難しい。
死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90 は今年、福島みずほ・参議院議員と合同で、確定死刑囚へアンケートを取った。生前、高見さんも回答を寄せていた。死刑囚の獄中でのくらしや、彼らが日々いのちと罪とどのように向き合っているのか、10月11日、死刑囚の生の声を届けるシンポジウムと朗読劇を行う。
なお、死刑囚表現展も行われる。開催日時と会場は決まり次第フォーラム90のホームページで案内される。
◯テーマ:ぼくらはみんな生きている 死刑囚のくらしといのち
◯日時:2026年10月11日(日)12:30〜(開場12:00)
◯場所:星陵会館 東京都千代田区永田町2-16-2(地図はこちら)※後日、フォーラム90のYouTubeで視聴できる。
◯申込み方法:会場で直接受付け。事前申込み不要。
◯当日券:1,000円(前売券はない)
◯プログラム:(ゲストや内容は変更になる場合がある)
・挨拶………アムネスティ・インターナショナル日本、日本弁護士連合会
・朗読劇………青山眉子、花田孝文
・シンポジウム「なぜ日本は死刑を手放せないのか」………佐藤優(作家・評論家)、石塚伸一(弁護士・龍谷大学名誉教授)、大島みどり(フォーラム90)
・死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金:死刑囚の作品展と講評………小田原のどか、香山リカ、川村湊、北川フラム、栗原康、五所純子、早助よう子、太田昌国
◯チラシはこちら。
◯主催:死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
(2026年09月25日公開)