国連特別報告者モリス氏の死刑と国際人権に関する講演会を11月4日オンライン、6日・7日東京で開催


 

 西欧諸国などの多くが死刑を廃止し、国際的に死刑廃止・停止の動きが高まってきたなかで、日本はいまだ死刑を手放そうとしない。今年8月21日には、大阪パチンコ店放火殺人事件の高見素直氏の死刑が執行された。高見氏の裁判では、裁判員裁判としては初めて絞首刑が憲法の禁じる「残虐な刑罰」にあたるかどうかが争点となったが、合憲であるという判決が下された。死刑執行を命令した平口洋・法務大臣も、絞首刑による死刑執行は「特に人道上残虐であるとする理由は認められない」と回答した。

 このたび、国連人権理事会超法規的・即時的・恣意的処刑に関する特別報告者のモリス・ティドボール=ビンツ(Morris Tidball-Binz)氏が来日する。これにあたって、11月4日にオンラインで、11月6日・7日に東京で講演会が開催される。
 モリス氏は、本年まで6年間、国連人権理事会の特別報告者として世界の死刑制度について調査し、今年6月、同理事会に特別報告書を提出した。報告書は、死刑が「拷問」に相当する重大な身体的・精神的苦痛を与えることを実証したものである。講演では、報告書の意義や、死刑に関する議論の現状について報告する。

【11月4日】
◯テーマ:拷問等の禁止、人間の尊厳の保護の観点から見た死刑

◯日時:11月4日(水)18:00~20:00

◯会場:Zoomウェビナー(定員500名)

◯参加費:無料・どなたでも参加可

◯申込み方法:こちらから申し込む。申込み期限は10月30日13:00まで。

◯講師:モリス・ティドボール=ビンツ
 *日本語通訳あり

◯主催・問合せ先:大阪弁護士会 人権課 TEL:06-6364-1227

【11月6日】
◯テーマ:拷問その他の虐待の禁止および人間の尊厳の保護から見た死刑──超法規的(extrajudicial)・即時的(summary)・恣意的(arbitrary)処刑

◯日時:11月6日(金)14:00~16:30(開場13:30)

◯会場:衆議院第一議員会館 第1会議室

◯参加費:無料・どなたでも参加可

◯申込み:不要

◯参加方法:定刻前に衆議院第一議員会館ロビーで通行証配布

◯プログラム:
・司会………丸山泰弘(立正大学教授)
・開会の挨拶………石塚伸一(刑事司法未来代表/龍谷大学名誉教授)
・講演………モリス・ティドボール=ビンツ
 *日本語通訳あり
・コメント………戸田彩織(一橋大学講師)、デイビッド・ブルースター(東京女子大学准教授)

◯チラシはこちら

◯主催:一般社団法人金子武嗣&上原邦彦死刑確定者人権基金

◯協力:ライファー研究チーム、一般社団法人刑事司法未来、死刑廃止フォーラム90など

◯問合せ先:一般社団法人刑事司法未来 
 TEL/FAX:03-3472-3396
 e-mail:info@cjf.jp

【11月7日】
◯テーマ:死刑という名の拷問──国連特別報告者との対話

◯日時:11月7日(土)14:00~16:00

◯会場:明治学院大学白金キャンパス 本館10階大会議場

◯テーマ:死刑という名の拷問──国連特別報告者との対話

◯参加費:無料・どなたでも参加可

◯申込み:不要

◯使用言語:英語(日本語通訳あり)

◯プログラム:
 1.講演………モリス・ティドボール=ビンツ
 2.コメント………東澤靖(明治学院大学教授)
 3.参加者との相互対話
 モデレーター………阿部浩己(明治学院大学教授)
 *講演会後、講師との懇談の場あり

◯チラシはこちら

◯主催・問合せ先:明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
 TEL:03-5421-5652/FAX:03-5421-5653
 e-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jp

(2026年10月22日公開)


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