9月29日、あらためて再審法改正を問う国会内市民集会を開催 


 今年7月17日、再審手続を見直す「刑事訴訟法の一部を改正する法律」(以下、改正法)が参議院で可決・成立した。 

 改正法によって、再審開始決定に対する検察官抗告が原則禁止されたほか、裁判所の検察官に対する証拠提出命令制度が新設されるなど、冤罪被害者の迅速な救済という目的に対して、一定の前進は図られた。 

 しかし、再審手続が真に適切に運用されるためには、まだ多くの問題点を孕む。改正法では、証拠提出命令の対象は「再審の請求の理由に関連すると認める証拠」とされており、再審請求人や弁護人にどのような証拠がどこまで開示されるかは運用に委ねられる。検察官に対する証拠の一覧表を作成・提出する義務付けもされず、開示証拠に漏れが生じる可能性がある。また、検察官開示証拠の目的外使用禁止規定が罰則付きで盛り込まれ、報道や支援活動の萎縮が危惧される。 さらに、「十分な根拠」がある場合には例外的に検察官抗告を行うことができるとされ、実質的に従前と同様の運用が継続することへの懸念も残る。

 改正法成立から2か月が経った9月29日、再審法改正を訴えてきた市民団体や冤罪被害者、有識者らは、問題点の共有と議論の継続のため、あらためて再審法改正を問う国会内市民集会を開催する。また、同日午後2時から法務・検察の職務担当者との市民ヒアリング(市民交渉)も行う。 

◯テーマ:ノーモアえん罪 無実の人を救おう!

◯日時:9月29日(火)12時15分集合 

◯場所:参議院会館講堂 

◯参加方法:事前申込み不要。当日11時45分から参議員会館ロビーで入館証を配布。

◯講演:鴨志田祐美(日弁連再審法改正推進室長)

◯スピーカー: 
・阪原弘次(日野町事件再審請求者)
・鎌田慧
・佐高信
・永田浩三
・他、各界人、国会議員、市民など予定

◯呼びかけ: 
・ノーモア!えん罪プロジェクト実行委員会  
再審法改正をめざす市民の会  
・冤罪犠牲者の会  
・再審法改正国会前アクション  
・無実の人を救おう!署名連絡会 

◯チラシはこちら

◯問合せ先: 
 ノーモア!えん罪プロジェクト実行委員会 事務局 野島(sayamax50@gmail.com) 
 国会前アクション 武内(090-2173-2591/takeuchi-one.123@docomo.ne.jp) 

(2026年09月24日公開)


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