11月22日、犯罪学研究センターが、「バーチャル犯罪学部カリキュラム構想」に関する公開研究会を開催


 日本の大学には、犯罪学(Criminology)に特化した学部はない。法学部の刑事学・刑事政策、社会学部の犯罪社会学、心理学部の犯罪心理学、医学部の法医学など関連講座がばらばらに設けられている。現在、龍谷大学犯罪学研究センター(CrimRC.センター長:石塚伸一)では、アメリカやヨーロッパの大学のようにそれらを統合した学部の設置を計画している。

 同センターでは、今年6月18日に「アジア犯罪学会第12回年次大会(ACS2020)」のサイドイベントとして、ICTを活用した犯罪学部のカリキュラムの全容を報告し、10月17日に日本犯罪社会学学会第48回大会において、ラウンドテーブル形式のテーマセッション「龍谷大学構想にみる新時代の犯罪学」を行なっている。11月22日に開催する「バーチャル犯罪学部カリキュラム構想〜こんな犯罪学部で勉強してみたい! Season 2」では、法学・社会学・福祉学などの研究者のみならず、様々な分野の実務家を交えて、新たな犯罪学のニーズや可能性を探り、「犯罪学部のカリキュラム構想」の一層の深化を目指す。

○バーチャル犯罪学部カリキュラム構想〜こんな犯罪学部で勉強してみたい! Season2(第28回・犯罪学研究センター公開研究会)

○日時:2021年11月22日(月)18時〜20時

○場所:Zoomによるオンライン開催(要申込・参加無料)/定員100名

○申込み方法:以下の申込みフォーム(申込期限:11月22日17時まで)で事前に申し込む
 https://forms.gle/egEwh5U8SScUg5wU6

○主催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)

○問い合わせ先(メール):crimrc.ryukoku@gmail.com

(2021年11月15日公開)


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