3月18日、シンポジウム「再審法改正の実現に向けて」を、東京三弁護士会が開催


 日弁連は、2月21日、法務大臣、衆議院議長及び参議院議長に「刑事再審に関する刑事訴訟法等改正意見書」(2月17日付)を提出した。その中で、再審請求事件の審理の進め方が裁判所の裁量にまかされているため、いわゆる「再審格差」が拡大していること、再審開始決定がなされても検察官が不服申立てを行う事例が相次いでいること、えん罪被害者本人や親族が高齢化していることなど再審法制の現状を分析し、証拠開示の制度化、再審決定に対する検察官の不服申立ての禁止など速やかな再審法の改正を求めている。

 これより先、日弁連は2022年6月に、再審法改正実現本部を設置し、全国各地で集会やシンポジウムを開いている。その一環として、東京で、東京三弁護士会が、再審法改正に関するシンポジウムを行う。

○テーマ:【2023日弁連再審法改正全国キャラバン】東京三弁護士会 再審法改正実現シンポジウム─再審法改正の実現に向けて

○日時:2023年3月18日(土)13:00〜16:00(開場:12:30)

○場所:弁護士会館2階クレオBC(東京・霞が関)
    Zoomウェビナーを併用したハイブリッド方式

○参加費:無料、当日参加可
  ウェビナー参加用URL→
  https://us02web.zoom.us/j/81022581351?pwd=allPVUhub0Juck1sb284am5ZcDVxQT09

※当日、時間になりましたら上記URLから参加。
※開始10分前からアクセス可能予定。
※ログインの際、名前とE-mailアドレスを入力必要。
※資料は開催までに東京弁護士会のHPに掲載予定。

○プログラム:
・第1部/基調講演………鴨志田祐美(弁護士)
・第2部/パネルディスカッション
  パネリスト/鴨志田祐美(弁護士)・水野智幸(元裁判官)・神山啓史(弁護士)
  コーディネーター/泉澤章(弁護士)

○チラシ→https://www.toben.or.jp/news/pdf/230318saishinhoutirashi.pdf

○主催:東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会

○共催:日本弁護士連合会

○問合せ先:東京弁護士会事務局人権課 電話03-3581-2205

(2023年03月02日公開)


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