11月14日、刑事司法未来が、大麻取締法改正法と使用罪新設をテーマに、Zoomでティーチイン開催


 11月14日、一般社団法人刑事司法未来(代表:石塚伸一)は、「大麻取締法改正法と使用罪新設〜何を食べるか。何を飲むのか。何を使うのか。それは、自分で決めます。」をテーマに、Zoomでティーチインを開催する。

 2023年10月24日、岸田内閣は、『大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)の一部を改正する法律案』(以下「新大麻法」という)を閣議決定し、国会に提出した。11月半ばから衆議院厚生労働委員会で審議が始まる予定である。

 今回の法案には、「大麻の使用罪の創設」「医療用大麻の一部合法化」「大麻栽培免許制度の見直し」などが盛り込まれている。海外では、大麻使用について非刑罰化が進んでいる。法案が成立すれば、犯罪化・重罰化によって若い人たちに「犯罪者」「薬物中毒者」のスティグマ(烙印)を押し、デジタル・タトゥーによって差別や偏見を拡大することになるのではないか。海外の医療と薬品に頼ることは多国籍薬物企業の支配に繋がるのではないか。生物多様性の保護や循環社会の実現ために国内の大麻産業を育成しなくてよいのかなど、法案には多くの疑問がある。

 これまで、刑事法研究者などがこの問題の重要性を認識し、多くの市民に「大麻とはなにか」「大麻規制にどのような問題があるのか」そして「世界は何を目指しているのか」を知ってもらうために「大麻ティーチイン」(2021年)を企画してきた(その成果は、石塚伸一=加藤武士=長吉秀夫=正高佑司=松本俊彦編著『大麻使用は犯罪か?——大麻政策とダイバーシティ』〔現代人文社、2022年〕に収録されている)。

 国会での審議を充実させるためには、専門家の参考人やパブリック・オピニオンを通じて多くの市民の意見を国会議員に届ける必要がある。その第一歩として、刑事法未来は、緊急にティーチインを開催する。

○テーマ:【大麻ティーチイン・パート2】大麻取締法改正法と使用罪新設〜何を食べるか。何を飲むのか。何を使うのか。それは、自分で決めます。

○日 時:2023年11月14日(火)18:30〜20:00

○方 式:リモート方式(zoom)

○申込み:https://forms.gle/baPPBnZdAndN39L89

○プログラム:
 【報告者】石塚伸一(刑事司法未来代表/龍谷大学名誉教授/立正大学客員教授)
 【司 会】丸山泰弘(立正大学法学部教授)
 【趣 旨】こちらを参照

○主催:一般社団法人 刑事司法未来(CJF)

○共催:龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター(ATA-netユニット/社会的孤立理論研究ユニット)、犯罪学研究センター(改革的司法ユニット)、任意団体クリアライト

(2023年11月09日公開)


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