12月2日、シンポジウム「長崎拘置支所がなくなったらどうしますか?〜もし、あなたの家族が逮捕されたら〜」を長崎県弁護士会が開催


 12月2日(土)、長崎県弁護士会が、シンポジウム「長崎拘置支所がなくなったらどうしますか?〜もし、あなたの家族が逮捕されたら〜」を、長崎市内で開催する。

 長崎市内にある長崎拘置支所は、2023年11月末に老朽化を理由に収容業務を停止し、長崎刑務所(諫早市小川町)に業務が集約されることが決定している。

 市内の長崎地方裁判所から長崎刑務所までは28.7kmある。車で有料道路を使って40分くらいだが、この道は非常に混むので、それ以上かかる。電車だと、長崎駅から諫早駅までは30分くらい。諫早駅から長崎刑務所まではバスで20分。バスの本数は多くない。控えめに言って、1時間半かかる。

 長崎市内にある長崎拘置支所がなくなると、弁護活動に支障が出たり、また、家族や専門職による立ち直りのための支援活動が十分にできないことが懸念されている。

 本シンポジウムでは、事例を交えながら刑事弁護の実情と拘置所の役割を紹介し、長崎拘置支所がなくなったらどうなるかを考える。

○テーマ:シンポジウム「長崎拘置支所がなくなったらどうしますか?〜もし、あなたの家族が逮捕されたら〜」

○日 時:2023年12月2日(土)14:30〜17:30(14:00開場)

○場 所:長崎原爆資料館ホール(長崎市平野町7番8号)

○参加費:無料、事前申込不要、先着350名

○プログラム:
【第1部】あなたや家族が突然逮捕されたら〜身に覚えのない罪で逮捕されたらどうなる?〜
 ・講演………岩谷健作 弁護士(長崎県弁護士会)
【第2部】あなたや家族が罪を犯して逮捕されたら〜立ち直りのための支援はどうなる?〜
 ・講演………佐田英二 弁護士(長崎県弁護士会)
【第3部】パネルディスカッション/長崎拘置支所がなくなったら〜被告人やその家族はどうなる?〜
 ・パネリスト………南口芙美 (合同会社黒子サポート代表社員、東京都高齢者・障害者権利擁護センター専門相談員)、岩谷健作(弁護士)、佐田英二(弁護士)
 ・コーディネーター………黒岩英一(弁護士)

○共 催:日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会

○問合せ先:長崎県弁護士会 電話:095-824-3903

(2023年11月23日公開)


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