
共生社会を創る愛の基金は、8月3日、第14回シンポジウムを開催する。6月1日から、刑法改正で罪を犯した人への刑罰であった「懲役」と「禁錮」が廃止され、「拘禁刑」という新たな刑罰に一本化された。受刑者には再び罪を犯すことがないよう、立直りに重点を置いた指導がなされることが目的とされている。
主催者は、「今年は、117年ぶりに新しい刑罰『拘禁刑』が始まりました。刑務所の中の話は身近なものではありませんが、実際には、刑罰の形が変わることは、社会が変わることです。今年のシンポジウムでは、みなさんと共に、拘禁刑について知ることから始めたいと考えています」とシンポジウムへの参加を呼びかけている。
共生社会を創る愛の基金は、2012年、村木厚子さんらが郵便不正事件に関する国家賠償請求で得たお金を基に、罪を犯してしまった障がい者を支援するため設立された。
◯テーマ:共生社会を創る愛の基金第14回シンポジウム/「罪に問われた障がい者」の支援を新たなステップへ──ともに地域で暮らし続けるために
◯日時:2025年8月3日(日)10:00~17:00
◯参加費:無料
◯開催方法:zoomウェビナーと会場
①zoomウェビナーの場合:以下より直接参加。事前申込不要。
https://us02web.zoom.us/j/85939006108?pwd=bJUhOnEf0N8qW7ZQC62n10KCyHRdrD.1
パスコード:20250803
※入室時にメールアドレスとパスコードが必要。メールアドレスは自分のアドレスを入力。
②会場参加(若干名)の場合:会場参加を希望者は、以下の注意事項を了承の上、Piatixにて申込む。
申込はこちらから。
*会場参加の際の注意事項
・当日資料の配布はない。QRコードでの共有となる。
・会場は縦長でフラットな会議室で、後方からは登壇者が見えにくい場合がある。
・省庁報告、活動報告、リレートーク(一部)は事前収録動画の放送となる。
・昼休憩は1時間を予定。会場での飲食も可能であるが、ゴミは持ち帰えること。
・懇親会も参加可(但し、シンポジウム参加者)。こちらでチケットを購入のこと。
◯プログラム:
10:00 開会
10:05 省庁報告:法務省、厚生労働省社会援護局、厚生労働省職業安定局
11:35 【基調講演】懲役から拘禁刑へ~刑法改正にこめたもの~………林眞琴(弁護士、元検事総長)
(昼休憩)
13:35 対談………林眞琴✕村木厚子
14:15 取り組み報告
15:30 リレートーク
17:00 終了予定
◯主催:共生社会を創る愛の基金
(2025年07月31日公開)