9月30日・再審法改正の実現に向けて市民パレードを、大阪弁護士会が呼びかけ


 

 現在、再審法改正議連が作成した再審法改正案が、衆議院で継続審議の状態である。一方、法制審議会―刑事法(再審関係)部会でも、再審法改正が議論されている。そこでは、改正の主たるテーマである①証拠開示制度の創設、②検察官抗告の禁止について、消極的な議論が根強い。これらを含む14項目の論点が提示されており、法制審議会の検討を待っていれば、再審法改正までに、相当な期間を要することが考えられる。

 そこで、速やかに唯一の立法機関である国会において、再審法改正をすすめるべきであると、大阪弁護士会は、市民パレードを呼びかけている。

◯テーマ:絶対先送りしない 秋の臨時国会での再審法改正を求める市民パレード2025 in 関西

◯日時:2025年9月30日(火)13:00集合(13:30出発予定)

◯集合場所:大阪弁護士会館西側広場

◯コース:大阪弁護士会館西側広場→西天満交差点→梅新東交差点→大阪市役所前→中之島公園 市役所 南側路上(ゴール・流れ解散)

◯定員:特になし

◯参加申込:主催者は事前の参加登録を呼びかけている
 参加登録は、こちらから。

◯参加費:無料

◯参加予定:伊賀カズミ(日本国民救援会会長)、鴨志田祐美(日弁連再審法改正推進室長)、阪原弘次(日野町事件再審当事者)、笹倉香奈(イノセンス・プロジェクト・ジャパン事務局長)、湯浅彩香(神戸質店事件弁護団)、吉田英樹(姫路郵便局強盗事件弁護団長)ほか

◯注意事項:
*荒天の場合は中止となる可能性がある。中止の判断を行った場合は、大阪弁護士会ホームページ上で知らせる。
*パレードの趣旨を逸脱する主張や、政党名・政党団体の表示は遠慮いただいている。

◯主催:大阪弁護士会

◯共催:京都弁護士会、兵庫県弁護士会、奈良弁護士会、日本弁護士連合会

◯共催(予定):滋賀弁護士会、和歌山弁護士会、近畿弁護士会連合会

◯協力:日本国民救援会、イノセンス・プロジェクト・ジャパン、司法改革大阪各界懇談会、再審法改正をめざす兵庫県民プロジェクト、再審法改正をめざす市民の会OSAKA

◯問合せ先:大阪弁護士会委員会部司法課(再審法改正実現大阪本部担当事務局)
 TEL:06-6364-1681

(2025年09月09日公開)


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