
11月9日(日)、午前10時から「My Way to Abolish the Death Penalty in Japan − Under 30’s Speech Competition(〈わたしなら、こうして日本の死刑を廃止する〉アンダー30英語スピーチ大会)」(監獄人権センター、Ensemble Contre la Peine de Mort〔ECPM〕の主催、刑事司法未来の共催)が開催された。
本大会の実行委員の新倉修さんによる開会挨拶に続き、6名の若者(高校生3名、大学生3名)が死刑廃止と命の重要性について、それぞれ5分間のスピーチを行った。
選考は「独創的で具体的なアイディア」「情熱」「プレゼンテーション能力」の3つの観点で行われ、「たくさんの人々が世界から集まって、つながることの重要性」を提案した崎浜空音さん(慶應義塾大学)が優勝(英文はPDFで閲覧できる)。2026年にパリで開催される第9回世界死刑廃止会議に招待されることが発表された。
審査員からは「将来の死刑廃止運動のリーダーとなる可能性を高く評価する。今回学ばれたことをリーダーとして、つないでいくことを期待する」とのコメントが寄せられ、大会は終了した。
(2025年11月10日公開)