2月28日、IPJ学生ボランティアがシンポジウム「初心者でもわかる!再審法のゆくえ」を京都で開催


 

 2024年3月、袴田事件の再審公判の動きなどを受けて、国会議員による超党派の「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」が発足した。2025年6月には野党6党によって再審法改正議連案 (第217回国会衆法第61号)が衆議院に提出されたが、今年1月23日に衆議院が解散されたことによって廃案となった。

 一方で、議連の動きに対抗するように、2025年4月から法制審議会―刑事法(再審関係)部会での議論が始まった。2026年2月2日の第18回会議で「要綱(骨子)案」が採択されたが、検察官抗告が禁止されず、証拠開示の範囲も限定されるなど、「改悪」としか言えない内容であった。同案は、今後、2月12日の法制審総会で採択され、法務大臣に答申されると思われる。そして選挙後、閣法として国会に提出されることになる。

 こうした再審法改正の議論の動きを受けて、立命館大学をはじめ、京都女子大学、甲南大学、龍谷大学のイノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)学生ボランティアらが、再審法について初心者にもわかりやすく解説するシンポジウムを京都で開催する。

 同シンポジウムでは、今年1月8日に第5次再審請求を申し立てた大崎事件や、昨年6月に再審請求を行なった神戸質店事件を例に挙げながら、現行の再審法の問題点や今後の見通しについて議論を深める。パネルディスカッションでは、戸谷嘉秀弁護士、鴨志田祐美弁護士が登壇する。

◯テーマ:「初心者でもわかる!再審法のゆくえ〜75年不動のハードルを越えるには〜」

◯日時:2026年2月28日(土)13:30〜16:30 (開場13:00)

◯会場:京都キャンパスプラザ第3講義室 (京都府京都市下京区西洞院通塩小路下ル東塩小路町939)

◯参加費:無料、要事前申込み

◯申込み方法:こちらのフォームから。

◯プログラム:
1 はじめに
2 再審法改正の動向について
3 関連事件の説明(神戸質店事件、大崎事件)
4 パネルディスカッション………戸谷嘉秀(弁護士)、鴨志田祐美(弁護士)
5 質疑応答
6 おわりに

◯主催:立命館大学IPJ学生ボランティア

◯共催:京都女子大学IPJ学生ボランティア、甲南大学IPJ学生ボランティア、龍谷大学IPJ学生ボランティア、一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)

(2026年02月10日公開)


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